目を使わない趣味はじめ

最近、はてブスケラッコ先生のかわいいイラストで気になっていたネットフリックスの「賢い医師生活」にハマってから、またもひどい眼精疲労に悩まされて、スマホ対策と画面を見ない趣味探しをしている。検索にはSiriをめっちゃ使うようになった。

 

賢い医師生活は、韓国版コードブルーってかんじかな。韓国ドラマの仲良しグループの描き方ってなんでこんなにほっこりするんだろう。恋愛事情が見逃せず、シーズン2に期待!話の最後に仲良しメンバーでのバンド演奏があるんだけど、これがまたいいんだ。ギターのジュンワン先生は向井秀徳に似てる気がするし。

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眼科行ったら、「あなたド近眼だから普通の人より見る負担が大きいのよ」とのこと。「+1くらいの老眼鏡買いなさい。コンタクトつけてるとき上から老眼鏡つけると、見えづらくなるから。デスクワークのときだけ老眼鏡つけると、見えすぎが防げるよ」とのアドバイス

嫌だなあと思いつつ老眼じゃないけど100均で老眼鏡買った。まあ確かに、私より目悪い人あんま出会ったことないしなあ。昨年もこの時期に同じこと言ってたし、梅雨ってのもあるんだと思う。

 

いこさん姉妹にすすめられた東洋医学の鍼の先生のとこにも、久々に行った。

「いってー!!!」「ぎゃーああああ」「あーそこ、ギョァー!!」

と、あまりの痛さにずーっと叫んでる。むくんでいると指摘され「おしっこのツボ押しとくね」と鍼してもらった次の日は、何十回もトイレに行った。鍼ってすごいな。体も楽になった。

 

画面を見ない趣味に、ラジオがいいよとすすめられてからは、毎日狂ったようにラジオを聴いている。中でも偶然リアルタイムで聴いたコウテイのギガルデオが面白すぎて二周したくらい。

 

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他は、ミルクボーイのラジオ聴いたり、めがねびいき聴いたり。おぎやはぎのことどんどん好きになるなー。おぎやはぎの二人のパパの側面にほっこりする。2時間ずっと面白いってすごくないか!金曜日にタイムフリーで聴くのが楽しみ。

 

人生でこんなにラジオを好んで聴く機会は初めてなんだけど、こんなにも孤独を忘れられるものなのかーと思う。自分と全く無関係な人たちがただ喋ってるのを聴いているのが、すごく気楽。レスポンスも必要ないし。自分の立ち位置もなんも気にしなくていい。あと一人でいるときに人が喋ってるのってすごく安心するし、タクシーのおじさんがラジオ垂れ流しにしている理由もなんとなくわかる気がした。

 

もうすぐコロナワクチンが打てるだろうと思うけれど、元の世界に戻るのが少し怖い。なにしろ私は選択するということがとても苦手でなのだが、コロナ禍では選択の機会が随分と奪われていたおかげで、生きるのが楽な部分がかなりあった。飲み会に行くか行かないか、遊びに行くか行かないか、などなど。GWや年末に予定を入れないと焦る必要もない。

 

そりゃ、友達にもめっちゃくちゃ会いたいし、飲みに行きたいし、旅行もしたい。経済がまわって、生活困窮者が減ってほしい。

けれど、それとは全くもって別の問題で。この異常事態で完全に縮こまっている心を元に戻すのには、それなりに負荷があると思うんだけどなあ。オリンピックが終われば、こういう問題が課題になっていったりするんだろうか。

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スマホ対策で、鍼の先生にパソコン台すすめられてこの状態でためしにブログ書いてみた。確かにめっちゃ首は楽だけど、ありあわせのipad用のキーボードでは打つのが難しいな。しかしまー、Bluetoothを駆使したこの状態。文明の利器という感じだわ。

 

あと結婚式終わったし、ヘアドネーションしようと思って、人生で1番のロングヘアーからバッサリいった。らくちん。

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日本一の旅館「加賀屋」に宿泊してきた【宿泊記】

1年の延期を経てずっと懸念していた結婚式を無事3月に執り行うことができた。住んでいる地域の感染者数がまだ2桁くらいに抑えられていた頃にギリギリできて、本当にホッとしている。そのことも書き記しおきたいのだけれど、それよりも先に、新婚旅行で行った加賀屋の宿泊記を書いておきたいと思う。

 

36年連続日本一に選ばれた、加賀屋に向かった理由

このご時世に大きな声で言えることではないが、夫と私の結婚休暇を取得できる期限が迫っており、「今を逃したらいつ行けるかわからないし、リスクを減らして比較的人の少ない平日に動くためにも、この休暇期間内に行く方がいい」という意見が一致して、新婚旅行に行くことを決意したのだった。

 

それなら、私はどうしても行きたいところがあった。和倉温泉にある、加賀屋である。

 

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加賀屋は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続で日本一に選ばれた老舗温泉旅館。皇室の方々も宿泊されているハイクラスの高級旅館だが、リピーターは後を絶たない。私は憧れの加賀屋に宿泊することを「人生のゴール」ほどに思っていた。

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加賀屋が特別な理由は、秀でたおもてなしの力にある。私が新卒で入社した会社では、お客様対応を任されていたが、「加賀屋のような接客をしろ」と耳にタコができるほど言われた。

 

はてさて、加賀屋のおもてなしとはどんなもんかいという話だが、加賀屋ではお客様にNOと言わない姿勢を非常に大事にされている。中でも、昔「富山の酒が飲みたいというお客様のために、ハイヤーを飛ばして富山まで買いに行った」という話が有名だ。

 

最近話題になったエピソードを挙げると、乳がんを患っていた芸人のだいたひかるさんが、夫婦で訪れた加賀屋でもらった夫のコップを割ってしまったことをブログに書いたところ、若女将が新しいコップを送ってくれたとのこと。しかも、今度は二人分。

 

そして、宿泊予約の際には、乳がんで右乳房の全摘出を行っていることを夫が若女将に伝えていたら、宿泊時に乳がんの手術をした人用のバスクロスまで用意されていたことも明かしている。

「全摘出をしているから、もう温泉には行けないかも…という気持ちより行きたいが勝ったので行った」といった言葉から、きっと人目を気にして温泉に入るのは不安だっただろうな…と思う。同じ女性として、加賀屋の配慮には感動の一言では表せない気持ちがこみ上げてくる。

 

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加賀屋はつまり、こういうことが当たり前にできる旅館だ。ものすごいエピソードに感じるが、加賀屋にとっては特別な話ではない。一人一人のお客と向き合い、宿泊に至った背景や人物像から、その人に合ったおもてなしを真剣に考えてくれる。

こういった加賀屋の姿勢を、当時勤めていた会社ではひたすら聞かされ、女将の講演会にも行った。エピソードの一つ一つに感動し、「加賀屋のような接客を」と心がけた結果、私を指名してくれるたくさんのリピーターがつき、昇進にも繋がった。加賀屋を真似て成果を上げるうちに、いつしか私は加賀屋の大ファンになっていた。HPも何度見たかわからない。

 

いつか、憧れの加賀屋に泊まりたい。それが人生の目標の一つだと思うようになった。

 

それで、遠くに行きづらい世の中になってしまった今、近場で、一番行きたいところを考えたときに、真っ先に加賀屋のことが頭に浮かんだ。今後一生泊まれないかもしれない高級宿に泊まるのは、新婚旅行のタイミングしかないんじゃないか、と。

 

感染リスクを最小限に抑えるため、旅行前一週間の外出は最低限に抑え、徹底した感染対策を行った上で、サンダーバードに乗って石川県へ向かったのであった。

 

憧れの加賀屋にチェックイン

和倉温泉駅は、金沢からさらに特急に乗って1時間。めっちゃ遠かった…。能登半島には初めて来たけれど、海が近くて自然がとても豊か。ゆっくりした時間が流れていて、のんびり癒される場所だった。

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加賀屋には4つの棟があり、今回はなんと最高ランクの「雪月花」に宿泊。新婚旅行なのでかなり頑張りました。もう今日死んでもええ!

 

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まず、フロントでチェックイン。新婚旅行であることをあらかじめ伝えておいたのですが、「雪月花の中でも上層の特選階を用意いたしました」と、お部屋のランクを上げてくださいました。嬉しすぎる!

さらに、お祝いに加賀屋で使えるカフェチケットを、夫と私に2枚ずつ頂きました。

 

ただ、正直「部屋のランクアップとカフェチケットだけか~。案外加賀屋たいしたことないな…」と思ってしまい…。

それもそのはず、ハイヤー飛ばして富山の酒を買いに行ったことや、だいたひかるさんのエピソードを思えば、どう考えてもインパクトが小さい。

私の人生を賭けたただならない加賀屋への期待もあり、ちょっぴりガッカリしながら仲居さんにお部屋を案内してもらいました。後に、それが全くの思い間違いだったことを思い知らされることになるのですが…。

お茶請けから格の違いを見せつけられる

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雪月花はとても広く、特にこのダイニングで景色を見ながら食事ができるのを魅力に感じました。残念ながら海側ではありませんでしたが、能登の街並みが見下ろせる景色はとても風情があり、美しい。仲居さんが、景色を見ながら、ここに行くといいですよ~とかおすすめを教えてくださいます。

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そして出されたお茶請け。てっきり地域の茶菓子かと思っていましたが、加賀屋オリジナルのものでした。それだけでもう、加賀屋ファンとしては感動なのですが、夫と顔を見合わせるほどの、ありえない美味しさ!!!!

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私がいただいたのは、こちらの「ゆうなぎ」というお菓子でしたが、羊羹とカステラが一緒になったような珍しいもので、見栄えも味も最高でした。さらに、仲居さんが抹茶まで立ててくれました。旅館で抹茶立ててもらったのも初めてです。器も素敵。もう泣きそう。

 

そして、夕ご飯までに、加賀屋のそばにあるル・ミュゼ・ドゥ・アッシュという有名な辻口博啓シェフのケーキ屋に行くことに。部屋で仲居さんにそのことを伝えたら、ロビーでわざわざ待っていてくださって、割引券をくださいました。優しい~(泣)

 

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北陸で圧倒的な知名度を誇るル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ和倉温泉に行くなら絶対に行きたかった場所!!

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加賀屋から徒歩3分ほどのところにあり、海を眺めながら食べる美味しいスイーツは言わずもがな、最高です。特にプレートに一緒に乗っていたナッツ入りのフィナンシェがとっても美味しかった!!ああ幸せ。

コロナ禍の平日ということもあり、ネットに書いているような混雑もなく、空いていてすぐに着席できました。北陸にいる間、金髪の辻口シェフの顔をいたるところで見て、地域の顔であることを感じました。

 

まるで泊まる美術館。必見の館内ツアー

今回、なんとしてでも参加したかった「館内は美術館ツアー」。加賀屋は館内に数多くの美術品を所持しており、「泊まる美術館」とも呼ばれています。ツアーでは、加賀屋のスタッフが紹介しながら館内を歩きます。

時間は40分ほどで、定員は20名。一人一人にイヤホンが配られます。マイクを持ったスタッフの紹介がイヤホンを通してよく聞こえるように配慮されており、とても快適でした。説明を聞くために必要以上に近寄ったりする必要がなく、密にならず万全のコロナ対策でした。

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それはもう、美しい日本工芸品の数々。精巧な蒔絵の技術や、九谷焼の一つ一つにため息が止まらない。解説もとても興味深く、40分があっという間。もっと聞きたいくらい!

そして、スタッフさんの巧みな話術のおかげで、終わったころには、とてつもなく九谷焼のことが好きになってるんですね~。九谷焼を見にお土産屋に直行。「一軒家建てて、和室構えて焼き物置く部屋作りたいね~」「わかる~」と、夫と工芸品を見る目が変わったことを実感。f:id:mkkm1229:20210518130401j:plain

いやしかし、館内に能の舞台まであって衝撃だった…。加賀屋にいるとびっくりすることの連続。結婚式のときに使われたりするそうです。

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加賀屋の象徴ともいえる、ラウンジ飛天の天女様。輪島塗で作られていて、オレンジと緑の美しい配色に一瞬で心を奪われた。ここがカフェになっています。美術館ツアーでは上から見れて嬉しい!

美術館ツアーを終えて、眺めのいい大浴場へ。部屋に帰ると驚きの光景が待っていました。

 

加賀屋からのお祝いサプライズ!!

部屋を出る前に「ちゃんと生花が活けてあってすごいね~」と言っていたところが、

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こんなことに!!!

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えーーー!!!めっちゃお祝い仕様!!鯛飾ってある!!!!泣

さっき、案外加賀屋たいしたことないな~なんて思ってしまった自分が恥ずかしい。本当にびっくりした!!

ナメてかかった自分としては、サプライズの緩急のつけ方にも一本取られた…という感じ。最初にロビーでおめでとうって言われたら、カフェチケットだけかと思うじゃん!それが、ボヘ~っと部屋に帰った瞬間、こんなことになってるなんて!加賀屋への尊敬の念もここで100倍増幅。f:id:mkkm1229:20210518134401j:plain

雪月花のお食事はすべて部屋食。窓際のダイニングテーブルで景色を見ながらゆっくり静かに食事ができて、とても嬉しかったです。f:id:mkkm1229:20210518131618j:plain

お食事中に、若女将がお祝いの品を持ってきてくれました。若女将、なんて美人な方…。また、私が仲居さんに以前講演会に伺ったことなどぽろっと話したことを、ここでも話題に出してくださり、お客の情報を細やかに共有されている姿勢にも感動。


夫も、数々のおもてなしやさりげない心遣いにとても感動しているのがすごく嬉しかった。新婚旅行をここに選んでよかったな。

 

「常に美しさを保つ」意識の高さ

楽しみにしていた大浴場。夜は海が暗く少し怖かったですが、朝は景色のきれいなお風呂を楽しむことができました。

しかし眺め以上に感動したのは、行き届いた清掃。

加賀屋より高いお宿にも宿泊したことがありますが、それでも細かいところに蜘蛛の巣があったりして、旅館に完璧な清掃というのは無理なんだと思っていました。

しかし加賀屋は違います。いくらお客さんが少ない時期とはいえ、床や洗面台に髪が落ちているなんてことすら、ほとんどなかった。「汚れがたまったら掃除する」というのが一般的な考えかと思いますが、加賀屋は「常に美しさを保つ」という心構えでいらっしゃるというのが伝わってきました。

また、脱衣所だけでなく、お風呂を出たあとすぐにバスタオルが積まれていたり、「ここにも置いてあったら便利だなー」と思うものが、絶対に複数個所、配置されている。加賀屋の心配りに隙なし!!またも感動。

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どえらいブルジョワな館内のバー。

大浴場でゆっくりして、バーで一杯だけ飲んで、就寝。

雪月花のベッドはエアウィーブだったんですが、家以外ですぐに寝れない私が5秒でスコー!と爆睡するくらい、雲の上に乗ってるかのような最高の寝心地でした。なんていうか、マットレスに見えない眠りの腕がついてて、ゆっくりゆっくり吸い込まれていくような感じだった。いつか金持ちになったら欲しい…。

翌朝、朝日を眺めながら贅沢な朝食

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外は少し曇り気味でしたが、明るくなるにつれて立山連峰がくっきりと見えるようになり、ぼーっとその経過を眺める時間が幸せでした。

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能登の食材をたくさん使った料理。めっちゃ美味しかった。けれど、また数時間後にはここを出ないといけない悲しみとも向き合わなければならければならず、喜びと悲しみの入り混じった複雑な気持ちに…。マジで帰りたくねえ…。明日もここにいたい…。(泣)

 

気前が良すぎる、おみやげ屋

昨日のお茶請け「ゆうなぎ」があまりに美味しかったので、加賀屋のオリジナル茶菓子を家のおみやげにすることに。ゆうなぎの他にも2種類があったので、試食を頼んだら、「どうぞー」と、なんとどれも丸々一個くれた。茶菓子の高級感を考慮すれば、丸々一個頂けるのはどう考えても贅沢すぎる。そして、どれも超美味しかった!!泣

結局一番美味しく思い出にも残った「ゆうなぎ」を我が家のおみやげに買って帰りました。今は誰にも会えないので、おみやげを買って帰れないのが悲しかったですが、お互いの実家に輪島塗のお箸と九谷焼をそれぞれ送りました。

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旅のことを思い出しながら家で食べた

 

ティーカップで泣かせるおもてなし術に脱帽

悲しくも、10時チェックアウトの時間に。しかしながら、これを逃せば2時間半後という貴重な特急列車を見送って、鈍行で金沢まで帰ることにしました。そうしてまで、夫も私も、少しでも長く加賀屋にいたい気持ちが強かった。

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ラウンジ飛天。写真では見えないが、窓の外には七尾湾が広がっている。

頂いたカフェチケットをまだ使っていなかったので、最後にコーヒーを頂くことに。七尾湾をずっと見ていたい。曇っていたけど、もう憧れの地を離れないといけない胸を締め付けられるような気持ちが、この景色をずっと美しく見せてくれた。写真では海がきれいに撮れず悔しいー!

そして運ばれてきたのが、このコーヒーカップ

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思わず声がでるほど感動して、涙が出そうだった!

加賀屋の象徴であり、今回の私の旅の象徴でもある、ここラウンジ飛天の天女のコーヒーカップまさか、こんなものまであるの!?加賀屋ファンにはたまらない一品!!加賀屋を離れがたい自分にとって、最高のサプライズだった。給仕のスタッフの方に、自分の心まで読まれたみたいだ。

コーヒーカップ一つで、こんなに人の心を動かすことができるんだなあ。加賀屋は最後までサプライズを与えてくれる。

食用の金箔もくださったので、振ってかけると超ゴージャス。

 

あまりに感動して、「もう一杯頼んだら、次はどんなコーヒーカップで来るのかな…」と気になりだす。もはやコーヒーカップガチャの気持ちで、残りのカフェチケットを使ってコーヒーのおかわり。

 

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あー!!またすっごいのきた!!!泣

孔雀か鳳凰でしょうか。立派な鳥の絵が描かれた高級感のあるコーヒーカップ&ソーサー。美しい…。コーヒーカップガチャに悔いなし!これで金沢に帰れる!

また、これは館内の美術品を模したものではないらしいですが、天女のように所持している美術品オマージュのオリジナル品カップ&ソーサーなど作られたら、私のような加賀屋の美術品に胸を打たれたタイプのお客はさらに感動すると思います。それやってほしいな~。

日本一の特別な体験ができた

本当に素晴らしかった。短い旅行でしたが、念願の加賀屋のおもてなしに、感動で胸がいっぱいになりました。このご時世に新婚旅行に行くこと自体、控えるべきかとても悩みましたが、スタッフの皆さんが歓迎してくださったことも嬉しかった。

ただ、正直、コロナ禍の平日ということもあり、お客さんは少なく館内もかなり閑散としていました。大浴場も、貸し切り状態の時間が結構あったし、名物の錦小路も活気は少なく、名物の宝塚のようなショーも中止しており、明らかに本来の加賀屋の姿ではありませんでした。(おかげでリスクが少なく安心もしましたが)

それでも、きっと国内のどこに行くよりも、特別な体験ができたんじゃないかと胸を張って言えます。スタッフの皆さんも、誰に聞いてもにこやかで、気配りができて、ユーモアもお上品で、とても心地よかった。

いつかきっとまたここに来たい。今度はコロナが落ち着いて、元気な元通りの姿の加賀屋を見てみたい。10年後でもいいから、お金を貯めて絶対にまた夫婦で泊まりにくる!!絶対に!!二人でそう誓いました。

 

最後に

読まれている方はわかるかと思いますが、私はお客目線のほかに、元同業目線で見ており、それがひときわ感動に繋がっていると思います。ここまで先回りしてサービスを提供するのは、並大抵のことではありません。一人の目では絶対、あらゆる場面のベストに気づけませんから。仲居さんから清掃員さんまで、全員が一丸となって考えているからこそ、どの場面でもかゆいところに手が届いているのだと思います。

「ここにもタオルあったらなー」⇒思う前にある

「さ、帰りの特急の時間調べよー」⇒部屋に時刻表まとめてある

といった感じで、不自由なんかまったくない訳です。

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出発時刻がまとめてあって調べる手間が省けた

正直なところ、旅館には、「ちょっと気になる」というのがつきものだと思うのです。

例えば、お風呂を上がった後のドリンクコーナー。前日に宿泊した福井の高級旅館もすごくよかったのですが、ドリンクサーバー横の紙コップ用のごみ箱に蓋がなく、不潔な感じがちょっと気になりました。

また、同じ宿で、エレベーターのボタンを間違えて押してしまい、宿泊している階以外にたどり着いたとき、稼働していない階だったのか明かりがすべて消えていて、とても怖かったと同時に「今はお客さんが少ないんだな」とちょっと寂しく思いました。

 

このどちらの例においても、自分が過ごす上で不自由な部分にはあたりません。

 

ただ、加賀屋はこういったことを予め予想し、防ぐための心配りを徹底しているように思います。ごみ箱は中身が見えないようになっていたし、なんならドリンクが置いてある机の両サイドにごみ箱が置いてあった。そして、とてつもなく広い館内に、暗いところは見当たらなかった。

 

心配りによって、心地よさや喜びを与える以前に、マイナスな要素を含む感情が現れうる瞬間、つまり「ちょっと気になる瞬間」を徹底的に排除している。そういった基本の部分のレベルが高すぎて、最終的に圧倒的な顧客満足につながっているように感じます。

 

という訳で、この「ちょっと気になる」をまあいいやとするか、改善していくのかが超一流とそれ以外を分けるのかなと思う。私はもう接客とは全然違う仕事してますが、本当に勉強になりました。

 

憧れの加賀屋に、夫婦で来れてよかった。心地よいおもてなしを本当にありがとうございました。夢が叶い、ずっとここに来ることを願い続けてきた甲斐があったと思っています。長い長い加賀屋の宿泊レポになりましたが、書き上げてより一層加賀屋を好きな気持ちが高まりました。

 

今は本当にしんどい時期かと思いますが、必ずまた伺いますので、それまでどうか持ちこたえられますように。ずっとずっと、心から応援しています。

最近買ってよかったモノ

最近、欲しいものがおうち時間を豊かにするものばかりになって、TENERITAとかIDEEとかアクタスのHPばかり見ている。HARIOだったものが、KINTOになったり。しまむらニトリに頼って生活を始めたのだが、ガタがきているそれらをちょっとずつアップデートしている感じ。

 

www.tenerita.com

 

ここはオーガニックタオルが最高なんだけど、最近TENERITAで買ったおすすめがこれ。

 

 ハンドソープなんだけど、容器がとにかくかわいい。凝ったデザインに、最初は陶器かな?と思っていたけれど、プラスチックで驚いた。私はシチリアレモンを使っているけれど、香りもすごくよくて癒される。1300円くらいだったので、今後このボトルに市販のハンドソープを詰め替えられるのなら…と思って買った。ハンドソープにしちゃどう考えても高いんだけれど、扱っている店と陶器のような見た目から3000円くらいすると思っていたので、これくらいなら、と年末で財布のひもが緩くなっていたのもある。人にプレゼントするのも良いと思う。

 

あと、友達に買ってもらった無印のアロマディフューザー

www.muji.com

 

コードレスのものが最近発売したので、早めの誕生日プレゼントに買ってもらった。コードレスなので、好きな場所で使えるのがいい!ソファーでマンガ読んだり、紅茶飲んでるときに使うと、めちゃくちゃ豊かになる。私は「おやすみ」ブレンドの香りを使っているけれど、たくさん香りがあるので、気軽に新しい香りにチャレンジできるのも良い。加湿器としての効果は少ないかもしれないけれど、頼んでよかったなーと心から思う品。

 

あとは、進撃の巨人にハマり(8年ぶり2回目)今やっているアニメの続きから最新刊まで一気に買った。暇だな~と思ってアニメのシーズン2から見始めたら、王政編までほとんどコミックスで持っていたのに、面白くて止まらなくなってしまった。この漫画は、アニメの方が戦闘シーンに迫力があって面白いと思う。続きの話もアニメで見るのが楽しみ。私は漫画独特の表現が好きで、人気作も絶対にマンガ派だったのだけど、進撃の巨人は逆。私にとってアニメの面白さを教えてくれた作品になった。

 巨人というあり得ない脅威に関する物語だけれど、極限状態の人間って、巨人がいる世界であろうがそうでなかろうが、生存本能によって人を裏切ったり信仰に助けを求めたり、世界で起こっていることと何も変わらず、全く遠い国の世界の話に思えないところが、自分にとってのこの漫画の魅力なんだと思う。また、それぞれに正義があり、それを一方的に否定することはできないということが、説得力のある形で丁寧に描かれていること。車力の巨人、めっちゃ嫌いだったのに(理由:キモいから)、可愛く思えてきたし、ピークのこともなんか好きになってしまってるわ。

「ぼくらの」とか「風の谷のナウシカ」の漫画版みたいな展開。あ~おもしろ。

 

しかし結局アレルギーがあって、電子書籍では買えなかった。文豪の名作がApple公式のアプリで0円でいくつか読めるので、そこから始めようと思う。

 

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日々のちょっとした不満や違和感を、同じ生活サイクルの中で軌道修正していたんだと思う。去年の緊急事態宣言で、ほぼ在宅勤務になったときもそう思った。また、週4のテレワークが開始されたわけだが、軌道修正がうまくいかず、悶々としている。なんだか心細くなって親に電話してみたが、3分で喧嘩になって一方的に電話を切った。今週中に送ると言っていた、クラブハリエのバウムクーヘンも届かないかもしれない。「この状況下で一人暮らしだったら、性格的にも絶対無理だ」と思うが、実家に家族と同居していたら、もっと悲惨なことになっていたと思う。家族のことは好きだが、それとこれとは話が違う。いくらでも自我を通せる相手というのも、考えものだなと思った。

師走

やっと完結したA子さんの恋人のことをちょっとずつ書いているんだけれど、書く意味があるんだろうかと思ってやめたり、書いたりを続けている。今回は、今年のまとめの日記。

今年はあってないような一年だった。プライベートでは、世の中がこんなふうになる前に決めた結婚式に関する選択をひたすら迫まれ、生きた心地がしない時間がとても多かったなあ。結局縮小を選んだけれど、それでもなお状況は変化し続けていて、今もとてもつらい。正しいことは私が決めるしかないと、胸を張れるのは少しの間だけで、気がついたらドロドロの沼の中にいる。

仕事に関しては、ギブアンドテイクの精神を持つことをやめて、この職場で人とは最低限にしか関わらないと決めた。これは残酷に見えて、変に他人との関係に責任を持ってしまう私にとってはかなりプラスだった。コロナ禍に乗じて入社してきた人が、三人とも恐ろしいほどに無責任で、規則を破りまくり、管理の隙をついてズルばかりする人たちだったのだ。なのに、それぞれが起こしたトラブルなどを、お人よしに見える私にみんなして相談してくる。バカにしてんのか。一生懸命教えても、書類提出の締め切り前日にずる休みする人がいたり、今までの人生で見たことのない社会人レベルの人たちをよくここまで集めたものだと思わざるを得なかった。すごい!もうTwitterでネタにできないレベルまできてる!

そんな中、ここ数週間で引っ越してきた隣人がネトゲ廃人で、毎夜うおー!とか、よっしゃー!とか、おいたわしやーwとかいう叫び声が聞こえ、夫婦ともに眠れない日々が続く。管理会社に出した苦情から察したのか、意外にも人のよさそうな見た目の隣人がお詫びに来てくれたのはよかったのだが、今もシンプルに声がでかいんじゃっ…!私もオタクなので、好きなものに熱中する気持ちのすべてを非難することはできないのだけれど、でかいんじゃっ…!

オタクの隣人にとって、ヘッドセットはこち亀の本田にとってのバイクと同じ感じなんだろうなと思う。こまった~。話がわかる感じの人だったから、直接言おうかと思うのだが、こんなに騒音トラブルが面倒臭いと思わなかった。大好きな家にいることがストレス…。ゲーム始まる前に寝なきゃという思考が悔しすぎる。

 

なんだんだ、みずがめ座は12月から最高ってたいていの占いに書いてあったのに、今月ずっとこんな調子だぞ!二人ともみずがめ座なのに、くやしーー!

昨年は、名村のイベントに夫がDJとして出演していたので、友達と歌って踊ってKOHHでガンガン〆て「良いお年を!!」と挨拶し、とても楽しかったのだけれど、今じゃそんな日々が考えられない。まさか一年でこんなことになってしまうなんて。

ぐちぐち書いてしまったけれど、今年大変な中で得られた大きなことは二つ。前述のとおり、仕事でギブアンドテイクが全く通用しなかったことで、以前よりも少しは抵抗なく人を切り捨てられるようになったこと。もう一つは、アウトプットへの焦りよりも、堂々と楽する方をとれるようになったこと。何かしなきゃと思っていても、昼寝することの方が好きだったりして、後者を選んだ時に自分を責めていたけれど、それがなくなった。だって私昼寝も好きだから仕方ないよなー!最高に気持ちいいもん。気が向いた時にやればいいか、という感じ。こんな風に、少しずつでいいから楽に生きたいな~。はやく気楽なババアになりたい。毎年同じこと言ってる。

 

近況は、最近国立国際美術館に、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展を見に行った。

ちょうど原田マハのジヴェルニーの食卓という印象派画家の絵画の背景や生い立ちを描いた小説を読んだところだったので、いつか見たいと思っていたエドガー・ドガの踊子の絵が自分の住む街で見れる機会に感激した!

 

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

  • 作者:原田 マハ
  • 発売日: 2015/06/25
  • メディア: 文庫
 

 印象派の絵は、緻密な絵が好まれていた当時は「落書きだ」となかなか受け入れられなかったという。私は印象派の絵は元々好きだったので、「そうか?」と思っていたけれど、この企画で印象派以前の絵画を一通り見てから印象派コーナーで絵を見ていると、「粗っ…!」というとても正直な印象を持ってしまったので、当時受け入れられなかった人たちの気持ちがよくわかった。一枚一枚の作品への感動以上に、100年以上先の未来を生きている私が、当時の人の心をリアルに感じられたのが、とてもよかったな。

それでもやっぱり、観終わった今でも一番印象に残っているのは、セザンヌの「プロヴァンスの丘」なのだけれど。

私みたいな超ライトにアートを楽しんでいる人間は、マハの本を読むだけで美術館に行く意味ができる。「楽園のカンヴァス」があまりに面白くて、わざわざ大原美術館ピカソの絵を見に行った。

そういえば、大学生の時、何度も何度も、中村一義の良さについて熱弁されたことがあった。「中村くんはたった一人で音楽やってて、オリコン1位取れなかったら死ぬつもりで金字塔をリリースして、ほんとに1位とったんだぞ」とか、なんとかよく言われたっけ。曲以上にその生い立ちや彼の持つ孤独や信念を説かれ、やっと聴いてみる気になったときのことをいつも思い出す。マハの本にはそんな風にアートの背景から興味を持つことのできる力があり、読む本に困ったら買うようにしている。公式のプロフィールめっちゃ面白い。

PROFILE | 原田マハ公式ウェブサイト

そして、原田マハは、これまた中村一義を薦めた人と同じ人に大学のときにすすめられて大好きだった作家・原田宗典の妹であるということも、なんだか運命的だ。

国立国際美術館は会社からも近いし、もう一度見に行きたいな。すみっこぐらしのコラボぬいが可愛すぎるので、もう一体くらい買いたい。映画版すみっコぐらしを見てドバドバ泣いてから、なんか可愛いと同時に可哀想というか、なんとも言えない気持ちに胸が締め付けられ、マスコットを買ってしまいがち。一緒にすみっコぐらしの映画を見ていた夫によると「こいつら圧倒的に弱者なんよな(号泣鼻ズビズビちーん)」とのこと。たしかに。てことは、私は偽善者なんだろうかとか、すみっコを手にすると考える。

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青い春

試しにtwitterから距離を置いてみた。トレンドに疎くなるかなあと思ったけれど、そんなに不自由しなかった。音楽は新しいものよりTWICE中心に聴いていて、読みたい本はネットよりも新聞の書評で探すようになっていたし。新旧問わず気になったものを適当にかいつまむようにしていたら、今更映画の「青い春」を見ることとなり、激ハマりして豊田利晃青春三部作を見るなどしていた。松本大洋の原作コミックスも買い、時間のひずみがやばい。ここは2000年代初頭なのか。でもそれが楽だった。mid90sは観に行ったけど。

 

川端康成の禽獣が面白すぎて、何度か読み返している。鳥や動物を多頭飼いしている主人公の話だが、執着心の落差と切り離し方が残酷で、不気味。そしてその心理に自分の孤独が投影されているのがめちゃくちゃ面白い。この作品の読書会とかあれば行きたいな。

抒情歌/禽獣―他五篇 (岩波文庫 緑 81-2)

抒情歌/禽獣―他五篇 (岩波文庫 緑 81-2)

  • 作者:川端 康成
  • 発売日: 1952/06/25
  • メディア: 文庫
 

 

そして「青い春」。学生時代に通っておかなかったばっかりに、しばらくこの映画のことしか考えられなくなる。

青い春 [DVD]

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  • メディア: DVD
 

 

フジロック配信の影響で久々にミッシェルガンエレファントばかり聴いていたので、劇中歌がタイムリーすぎて最高!!この映画観てから「ブギー」聴くと涙腺が緩むようになったし(木村の大一番のシーン、大好き!!)、「ドロップ」を聴くと、青木のことを想って胸がぎゅっと苦しくなる。

 

ラストシーンでは、青木の花がそんな形で咲いてしまうのかと、彼の本編の中で一番優しい声を聴くたびに、悲しくてウッと一瞬呼吸が止まってしまう。そして、体の隅々まで平等に酸素が行き渡るように息を吸って、ゆっくり吐く。青木の孤独が、自分の中にストンと落とし込まれるのを確認する。青木や過去の自分に、少しでも誠実でありたいのかもしれない。

 

私は、大人になることは「1か0以外の答えを出せるようになること」だと思っている。大人になる前は、大事な何かを諦めるためには他の「正当な」理由が必要だと思っていたし、それがずっと苦しかった。自分の場合は、26歳くらいまで1か0、もしくは黒か白に例えるならば、グレーの答えを出すことができなかった。グレーな答えとは、やる気がないとか、面倒くさいとか、今じゃないとか、そういうことだ。

 

青い春が描く世界は、学生時代特有の、1か0しかない極端な世界だと思う。その窮屈さに痛いほど身に覚えがあったし、だからこそラストの青木のことを思うと悲しくて言葉が出ない。そうじゃなくていいのに、と。亡くなったテラハの花ちゃんに対しても、同じようなことを思う。

 

と、まあストーリーに関して冷静に語りたい気持ちがある一方、めちゃくちゃミーハー視点で俳優陣に大ッッッ興奮していたので、あーもーめちゃくちゃかっこいいヤバい死にそう!!!!!えーどうしよピエーン!!!!!という、オタク久々の沸点超えで心の叫びが止まらない状態に。ひたすら二次創作を検索するくらい興奮した。まじ、オタク殺しの作品じゃん…。

 

何度も見返しているけれど、初見はとにかく九條九條九條!!10代の松田龍平やばすぎる、こんなに雰囲気があって美しい人間見たことがない、きれいな白い鳥みたい…(イケメン見たときのいつものたとえ方です)と、青い春観終わった瞬間ぴえんの顔しながら若いころの松田龍平の画像検索をして漁りまくる。

 

漫画にありがちな「何にも考えてなさそうな(綺麗な顔の)学生」の再現度高すぎやしないか!!!速攻でU-NEXTに入会して、松田龍平のデビュー作であり主演映画となった大島渚の「御法度」も観た。ああ美しい…。

御法度 [DVD]

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  • 発売日: 2000/05/21
  • メディア: DVD
 

 

平たく言うと新選組に超美男子(松田龍平)が入ってきて周りの人間がみんな松田龍平のこと好きになっちゃって大変なことになるBLだったんだけど、自分の10代の松田龍平への一時的な入れ込み方が異常だったのでそのストーリーもかなりしっくりきた。くう〜これで映画デビューだなんて想像しただけで鳥肌立つ!!そして演技はともかくトミーズ雅の配役がとても良い。

 

二度目は、周りの友人達、特にユキオと木村に心を奪われる。あの、こんなにも出演俳優のことがだいっっっっっっっ好きになってしまう映画、今まであったっけ…。ユキオ役の高岡蒼佑と、木村役の大柴裕介がサイッコーすぎる…。でてる映画もっと見たい…。最近のこの記事の写真もカッッッコよくて何度も読んでるわ。激渋〜かっこい〜語彙力〜。

oceans.tokyo.jp

 

まあでも20年前の映画なので、役者に関しては離婚や事件などプライベートな部分の方が自分にとって印象が強かった。大人になる前を描いた映画だけに、現在の役者の現実が、この映画を見た後の切なさに拍車をかけている気がする。

 

新井浩文のオタクの友達が、二年前に京都みなみ会館でやっていた豊田利晃青春三部作上映会において新井さんが豊田監督に寄せた青い春のコメントをLINEで送ってくれたけれど、とても、とても胸が熱くなる内容だった。ああ、役者としての活躍をもっと見たかったな。

 

マメ山田先生も大好きなので手品が見たいなー。ナイン・ソウルズの役も好きだった。

そして和山やま先生のこのイラストがだいっすきで、久々にpixiv開きました。

 

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その他、居住空間を良くするのにハマっていて、春から植物も3つ買った。めっちゃかわいい。

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引っ越しから一年半かけて少しずつ棚を買い、やっと絵でも飾れる感じになってきた。さかざきちはるの絵が買いたいんだけれど、昔のしか売ってない…。今年のペンギン百態の鳥のやつが可愛すぎて、どうしてもこれが欲しい。コールダックちゃんとの絵とか、複製原画で売ったりしてくれないかなあ。

www.fashion-press.net

 

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twitterから距離をとっているのは、もうここ数か月、誰も自分に危害を加えていないのに、ずっと自分の中で自己を守るための戦いが繰り広げられている感じがしてしんどかったからだ。例えば私は「香水」もいい曲だと思うんだけど、なんかネット上で馬鹿にされていると疲れる。

これは省エネで生きるいい機会だと思い、情報源を一部断つことで、否が応でも変わらなくちゃいけないなと思っていた部分にもなあなあにせず向き合ってみることにした。でも最近、なーんか方法が間違ってる気がするんだよな〜。定めたゴールに狂いなし、ただプロセスに誤りあり!というかんじ!に気付いたのがここ2日くらい。うーん、どうしたもんかね〜。

フジロック配信など

フジロックの配信で毎日アルコール9%の酒を飲んでいたら、音楽はやっぱりいいなあと思う気持ちと、最近の気疲れがどっと表に出てきてだいぶカオスだった。コロナ禍でコミュニケーションにストレスを感じることが多く、かなり参っている。ひとまずSNSから距離を置くのが一番なのかもしれないなあ。コロナ禍によるストレスなのに、元の世界に戻るのもとても怖い。「来年こそフジ開催してくれ!」というたくさんのツイートを見ると、全くそうは思えない今の私の不健康さを痛感するのであった。

 

めちゃくちゃに酔っているときにフジ配信3日目のサンボマスターのライブを見て、「この人なら音楽で世界は変えられる気がする。まるで20世紀少年のケンジみたいだな」と思っていたら、2分後くらいに夫が全く同じことを言いだして驚いた。私は特に、エレカシのミヤジと奇妙礼太郎に対してよくそう思う。今年の配信はほぼ一曲ずつだったけれど、エレカシは「ガストロンジャー」で、混沌としている日本の政治の状況を思うと、例年以上の重みを感じた。Mステで歌ってくれよ。そして最後のThe Cureでは膝に湖ができるんじゃないかというくらい泣いた。

 

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そういえば最近、友達のブログを見ながら、私もHSP(Highly Sensitive Person)の疑いがあるなとふと思い、診断テストをしたらやっぱりその傾向があった。カテゴライズされると結構楽なもので、「あーだからこういうこと苦手で、逆にこういうことが得意なのか~!!」とスッキリしてよかった。光や音などの刺激分野には当てはまらないけど。

 

blog.counselor.or.jp

 

HSPだと思い始めたきっかけは、映画を見ているときにしんどくなることが増えたこと。自分は感受性が強い方だと周りに言われるが、中でも共感力の強さには自覚がある。最近は映画の中に入り込みすぎて、現実との区別がつかなくなり、登場人物の心の痛みや恐怖がダイレクトに響くことがある。「心の境界線が薄い」ということなのだろう。話題になった映画「パラサイト」も、気持ち悪くて映画館を出ようか何度も迷った。同じようなネガティブな感想を持つ友人は他にもいたけれど、「あの暮らしを見て自分の生活がいかに尊いものかと知った」とのことで、私のまるで自分がそこにいるかのような嫌悪感とは全く別ものだなと思った。

 

特に最近韓国の作品を見ることが増えているが、全員知らない役者なので、まるで本当にあったことのように思えしまって、苦しくなりがちだ。邦画だと、役者のことを知っているので、例えばどんなに菜々緒が悪役を演じていようが菜々緒なのだが。邦画見てる時の「うおー演技ウマ~!」くらいの余裕があると気が楽。

 

中でもネトフリの「愛の不時着」の少佐の存在にはストレスがたまりすぎて、心臓が爆発するかと思った。白人警官による黒人差別が問題になったので、「ブラック・クランズマン」も観たけれど、これも秘密がバレないかハラハラして、なかなかしんどかったなー。

 

ということを考えていると、私は以前秘書の仕事をしていたのだけれど、あれは今思えば合っていたんだなと思う。危機管理能力が高いことや、些細な変化に気づきやすいのもHSPの特徴なので、少ない情報の中で、起こりうるパターンを想定し、可能性のあるところには根回しすることを意識しながら仕事をしていた。

 

だから、逆に「行き当たりばったり」というのは苦手。毎日「ランチを何食べるか」という小さなことにも、その日の天気、曜日、予定、を加味しながら頭をフル回転させて考えてしまうので、めちゃくちゃしんどい。

 

普段から、他人の仕草や行動から得る情報量の多さに苦しくなることは多い。でも、特に仕事においては、自分の性質によって得をしていることもたくさんあるので、うまく付き合っていけたらいいなあと思う。自己肯定感の低さはなんとかしていきたいけど。

 

以前「今日ツイッターで自己肯定感の低い長女ってツイートが流れてきたんやけどな、これまさにあんたのことやで!」と夫に言われ、「ば、ばれたー!!キャ、キャイーン!」と怒られた犬のような顔をしていたら、「なので今日から末っ子やと思いなさい。」という非論理的かつ突拍子もない夫のアドバイスが最高すぎて、これは私の中で伝説である。

 

そういや、私は周りの恋愛事情などにはかなり鈍い方なんだけれど、去年会って二日目の人に、なんとなく「もしかして文字に色がついて見える人ですか?」と聞いたら「そうです」とのことだった。その人には後日、「共感覚を隠していたのに、勘が鋭すぎて怖かった」と言われ、それが一番HSPに関して納得できるエピソードなのかもしれない。キャイーン

 

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日本近代文学ちゃんと読もうキャンペーンは続けていて、最近は三島由紀夫の「潮騒」と川端康成の「伊豆の踊子」を読んだ。偶然にも三浦友和山口百恵映画化シリーズになってしまった。ちゃんとタオルで裸隠してる百恵ちゃんの画像見ながら読んだ。

 

地方が舞台の小説ばかり読んでいるせいで、旅行に行きたくて仕方がない!いつか落ち着いたら、潮騒の舞台の、三重県の神島行ってみたいよ~。

 

www.iseshima-kanko.jp

ピンチこそチャンス

また感染者数が増えてきて、ステイホームな日が増えている。週に一度の在宅勤務は相変わらず続いているせいで、会社に行くのが余計に億劫になった。また、同じ関西圏でも帰省しづらくなり、万が一自分が無症状でかかっていたとき、どうしようもないのでお盆時期に帰るのをやめた。じゃあどう過ごすかといっても、私はお盆休みがないので、ほぼいつも通りの毎日になるだろう。

 

今は休日に堂々と家にこもることができるので、夫は「今こそ、やっていない人とやっている人の差がつくよ」ということをよく言う。私は完全に社会人としての伸びしろを伸ばしていくことをやめてしまったので、なかなかグサッとくる。特に在宅勤務の日が被ると、夫の方がよっぽど忙しいので、なおさらもっと利益につながるようなことをしなくては、と申し訳なくなる。要は今こそ!ピンチこそチャンス、なのだ。なんて、ああ、思いたくない!!!!部屋でゆっくりしたいし、のびのびゴロゴロしたい。頑張らない自分をもっと肯定したいんだけどなあ。別に夫どうこうでは全くなく、一人でいても全く同じことで焦燥感を感じてしまう人間なので、これはもう「よっしゃゴロゴロするぜー!」と言えない私の問題なのである。

 

と思ってたら、山田ルイ53世のこの記事が流れてきた。こんな風に生きたっていいじゃないか。今の私はこれくらいがいいなあ。もう頑張ったり、何者かになるの疲れたよ。

www.e-aidem.com

 

せめて結婚式関係の口コミで少しでもお小遣いを稼ごうかな、と思ってアカウントの登録をしたら、一瞬で気持ち悪くなってしまった。最近の感染者数の増加で、延期になった結婚式のことを考えることが増えて、今の時分の一番の悩みの種となっている。誘われている方も今は心配だろうなと、相手の気持ちになると申し訳なくて、体が小さくなって、どうすればいいかわからない。

 

「どうして、他の子は結婚式できたのに」とか「さっさと結婚式をやっておけばよかった」とか、僻む気持ちを抑えられない時もある。いくつかフォローしていた結婚式関係のインスタグラムも、なんだか嫌になって少しずつフォローを外している。こんな風に、感染していないけれど、心因性のコロナみたいな感じなんだろうなあ、と思うようなストレスの種がまた増えてきて、頭を抱えている。うーん。