映画「勝手にふるえてろ」感想 -本当はこんな風に怒ってみたかった-

友達に誘われて観に行った「勝手にふるえてろ」。
昨年末に観てから、今もなお映画にまつわるいろんなことを考えてしまっている。以下、感想ネタバレです。ご注意ください。

 

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映画を終わった瞬間、私は興奮で震えていた。そして、近くの席の女の子たちが口々に「松岡茉優かわいかったねー」と話しているのを見て、「ちーがーうーだーろー!!!」と叫びかけた。いや、確かに松岡茉優はむっちゃくちゃ可愛かった!!!映画やドラマを見て初めて「この人と同じ服を着たい」と本気で思ったくらい。(今も細々と探してます。ご存知の方いれば教えてください。)

でもそれよりも、心の奥底でふるえて止まらない感情が、小刻みに指の先まで到達していた。エンドロールを観終わるやいなや「今すぐカフェでこの映画の話をしよう」と隣の友人を誘い、散々感想を話し合った。それでも気持ちが止まらなくて、最終的にカラオケに行った。なんだか大きな声を出したくてたまらなかったのだ。私はJUDY AND MARYを歌いまくっていたが、rage against the machineを歌えたら、もっとよかったな。空耳アワー等の小ネタも抜群でした。

「脳内の彼か、現実の彼か」。
ヨシカの10年間の片想いにはバチバチに共感し、個人的すぎてネットでは晒せないようなたくさんのエピソードが脳内を駆け巡った。けれど、私が一番共感したのは、物語の後半、ヨシカ(松岡茉優)と二(渡辺大知)がうまくいってほしいという想いで、来留美石橋杏奈)が、二にヨシカが処女であるという秘密をばらしたことがばれてしまうシーンだ。

たった一人の友達、来留美が他の人に秘密をばらしたことも腹が立つ。でもこの怒りは、そんな単純なことじゃない。ヨシカが怒っているのは、大切な友達に「処女であるという最大の秘密が、心配してアドバイスとして二に伝えなくちゃいけないと思う程、恥ずかしいこと」だと思われたことだ。

一緒に観た友人は「響く人と、全く響かない人に別れて、まるでリトマス試験紙みたいな映画みたいだよね。」と言っていた。この作品には、いくつもウワァ…と胃の中に石が放り込まれているような気分になるシーンがあったけれど、私の心のリトマス試験紙が真っ赤に染まりきったのは、このシーン。

自信なさげな人生を送ってきた人なら、この「お前も本当は笑ってるんじゃないのか」というドロドロにヌメりまくったどす黒い気持ちに身に覚えがあるのではないだろうか。来留美の空気の読めない優しさは、「きっとヨシカとは違った明るいところで生きてきた人間なのだろうな」と感じさせる点でもあった。

悲しいことに、ヨシカ級のこの面倒臭さが自分にもある。
実際に、昨年、私が内心とても気にしていることに関して、母親が外で来留美のような気遣いをしているのを友人から聞き、笑い話だと思って話してきた友人がびっくりするくらいファミレスで泣いてしまった。

詳細は割愛するが、笑って済むようなことなのに、「母親も私のことかわいそうって思ってたんだ」なんて、あまりに卑屈な脳内変換をしていることは、痛いほどわかっていた。情けないと同時に笑い話だと思って話してくれた友人を傷つけたくなくて、「ごめん、就活が忙しくて疲れてたみたい」と、全く脈絡のない理由をこじつけてその場を乗り切った。最低限フォローをしたことは正しかったと本気で思うけれど、友人には、悪いことをしたなあと今でも後悔している。

でも、普通はこうやって「泣いちゃダメ」と無理やり沈下させるであろうこの情けない怒りを、ヨシカはおもいっきり声に出して、爆発させるのだ。
「えっ、まじでほんとに言っちゃうの?」という後半のヨシカのスピード感、変な汗がでつつも、爽快感がすごい!

処女であることを笑われるのであれば、「妊娠したので産休ください。」と真逆の嘘をつき、無理やり産休届を提出。「昨日からどんどん出てきちゃうんだよね、心の声が」と、オフィスで本音を叫ぶ。自分には絶対に勇気が足りずにできない超あてつけ自己満の復讐劇を、ヨシカがぜーんぶ映画の中でやりきっていたのだ。

松岡茉優が「現実では叫べないことも、映画なので全部ヨシカが叫んでくれます。辛くなったときに見ると元気が出ると思う」というようなことを舞台挨拶で実際に言っていたらしい。とっても嬉しい。私にとっては、まさにそういう映画だ。

このヨシカ爆発!のシーンのくだりは、早口のセリフも秀逸で、二回目に観に行ったときはたくさんの男性客が笑っていた。カバンを叩いて笑っている人すらいた。でも、そんなに面白いかな。面白いけど、私にはもっと真に迫るものがあり、ヨシカの怒りが体にビシビシ伝わってきて、笑うことなんかできなかった。女性客の笑い声が全く聞こえなかったのが印象的だった。

人生で何度も遭遇したすっごく悔しい瞬間の選択で、自分が選ばなかった方の未来を選択したのがヨシカ。TPO全く無視して会社でいい散らかすヨシカを、オーディエンスとして一番気持ちのよい距離感で見守ることができたな、と思う。

それと同時に、やっぱりヨシカみたいなやり方は良くないし、曲解なんかせずまっすぐ素直に言葉を受け止めていきたいなと、改めて思う。でもでも、それでもやっぱり傷ついてしまったとき、ヨシカが代わりに爆発してくれるという、ある意味、私にとってお守りのような映画になった。「一歩間違ってたら完全にこうなってた」というパラレルワールドのような話なんだなあ。

反面教師であり、オタク女子が最も共感できるヒロイン、ヨシカ。
窒息死しそうな「わかる~」も、斧でぶった切るような「ッシャー!」という爽快感も兼ねそろえた、最高のヒロイン。二と今後幸せになれることを祈るばかりだ!
そして渡辺大知くん、演技が良すぎて、おもいっきりファンになってしまった。私は銀杏ボーイズが大好きで、昔映画の色即ぜねれいしょんのエキストラ出演したことがあるのだけれど、そのとき実際に観た初々しい演技とは違った良さがあって、こんな大化けするなんて思ってもみなかった…。

どうかこれから、二のまっすぐな愛を受けて、ヨシカは卑屈の皮を脱いで歩いていってくれ!その方が、きっとかわいい。私だってヨシカに負けないぞ!かわいくなりたい!

小ネタだけど、ドラマのコウノドリの役柄では師弟関係の厳しかった古舘寛治松岡茉優が釣り人とOLに扮しており、楽しくてかわいい掛け合いが最高でした。ミラクルなキャスティング!

日記(2018.1.12)

年末に引いた風邪が治らない。咳と鼻水がひどく、同じ部屋の人たちにも申し訳なくて、会社を休んでも比較的迷惑のかからない今日を選んで休みを取った。昨日の夜早めに寝て、朝遅くに起きて、それから二度寝ようとベッドに潜り込んでいるけれど眠れない。ぶっちゃけ暇だ。寝なきゃいつまで経っても治らない気がしてすごく嫌だ。negiccoを聴いていたら、気持ちだけ余計に元気になってしまったので、積み上げてまだ読んでいない漫画でも読もうかと思う。それか、年末のM-1の録画でも見ようかな。そういえば、関西出身でない友達が「関西に来てM-1への熱意の入り方が異常で驚いた」と言っていた。確かに自分にとっても冬の風物詩だし、観ないとみんなの会話についていけないくらいのポジションにある番組で、なるほどこれも地域性なのかと思う。

 今日の午前中は、先日見逃した、広瀬すず主演のanoneを観た。カルテットの坂元裕二脚本なのが気になって観てるけど、暗くてあんまり次見ようかなという気にもならず、とりあえず最高の離婚を観るほうが先なのか…?と思った。紅白の安室ちゃんの録画もついでに見たけど、これは感動しすぎて自然と涙が出た。安室ちゃんは信じられないほど可愛い、見ているだけで気持ちがざわつく!あんな風に顔が整っていたら、もう何するのも楽しいだろうなと思う。

 午後は、思い出したようにやわらかスピリッツプリンセスメゾンの最新話を読んだ。

やわらかスピリッツ - プリンセスメゾン

 ずっとコミックス派だったので連載をネットで見ないようにしていたんだけど、それ以上に漫画が好きすぎて「漫画は紙であるべき」って気持ちが大きかったのかも。

最近ドラマは見逃し配信のTVerを使ってiPad(のau版みたいなやつ)で見ていたり、配信で見ることに抵抗が少なくなって、プリンセスメゾンもここ3話くらいはネットで読んでいる。今回の話もよかったー。感想を書くならちゃんとレビュー的な記事を、と思っているので、さらっとだけど、私は受付の2人に一番感情移入するなと、読むたび思う。それぞれの寂しさに「女であること」という要素が加わった話に、どうも揺さぶられる。直接的な言葉のない行間を読ませる池辺葵の手法で描かれたシーンの一つ一つに「その気持ちわかるよ」と思うたび、秘密を共有したような気持ちになる。だから、プリンセスメゾンが好きだ。

2ヶ月間逆流性食道炎に苦しみ、4キロ痩せた。意図せず自分の理想体重だと思っていた体重より痩せることとなり、「痩せの向こう側」に足を踏み入れている。だからと言って全然ガリガリとかではないけれど、服を着るのが急に楽しくなった。私は元々顔に肉がつきやすく、あんなに輪郭を気にしていたのに、今は髪をあげても怖くない。今回綺麗に痩せたのは、週3でホットヨガに通い、筋肉がついたのもあるんだと思う。今はタンクトップのトレーニングウェアを着るのもなんだか快感だ。

好きなアイドルの写真を見ながら「今の私がこれくらいだから、この子は◯キロくらいだろう」と見当がつくようになった。そこまであと約2キロ…。夏までに痩せたいけれど、元々食べるのが大好きなぶん、なかなか難しい。でも無理せず頑張りたいな。

逆流性食道炎が辛すぎて、食べ物を食べてから1時間以内に横にならないと決めて、おやつを断念することが増えたのは本当にいい傾向だとは思う。

 

そろそろまた眠る努力をしようかな。

濡れマスク、超いいです。はやく元気になりたい。

あけましておめでとう

年が明けた。

三が日は、元旦の0時を指した瞬間から、どこにいても空気が冷たく澄んで、正月のテレビ番組を見ていてもマイナスイオンみたいなのがバーッと飛んできて「ねえ今年はどうするの」と急き立てられてる気持ちになるのがすごく嫌で、師走から想像しただけでも憂鬱だった。小さい頃から毎年、ずーっと。

でも、今年は、ちっとも空気が冷たくならない。おせちを食べても謎のマイナスイオンが飛んでこない。こんなこと人生で初めてで、とてもびっくりしている。風邪で2日くらい無駄にしちゃったけど、気がついたら正月休みもあと1日しかない。 

年末ははじめて家族以外の人と、つまりはいつもの友達と、烏丸御池のみながわで年越しそばを食べた。

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 ニシンがついてるのが京都っぽい!

 そして今日は友達の家ですき焼き。お肉が大きい!

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今日もまた友達が増えて、幸先がいいなと感じるばかりです。

 

今年の目標は…えーと、考えるのがもうめんどくさい!!笑

とりあえず、楽しくて健康な一年を!そして可愛くなる努力を怠らないことを誓い、たい、いや、誓います!

ランコムの春限定アイシャドーパレットと、ミラクのブロッサムの香水を早めの自分への誕生日プレゼントに買いましたので。よ、よっしゃー!がんばる!百貨店の化粧品ほど高まるもんはない。

今年もよろしくお願い致します(^^)

2017年を振り返って

2017年も暮れに近づき、意味を持って過ごしたこの一年だけは、何があっても言葉にまとめておかなければならないと思う。

最近椎名林檎の活躍ぶりに胸を打たれる。「人生は夢だらけ」を聴いただろうか。


椎名林檎 – 人生は夢だらけ

高校生のとき、無罪モラトリアム勝訴ストリップを、それはもうよく聴いた。この人にしかできない何かが圧倒的な色を持って曲に張り付いていたし、尖った10代の感性に魅力的でない訳がなかった。

けれど、その才能を持って、最近の椎名林檎がやろうとしていることは、自己表現だけではなく「この国に生きる大勢の誰かの幸せ」のためであるように思う。
だからといって単に大衆的という言葉からは程遠い気がするのは、曲の中に個性だけでなく、とても丁寧に上品さが含まれているからだと思う。彼女はユニクロの高級品ではない。

Yahoo!で特集されていたこの記事を読んで、余計にそう思う。

 

news.yahoo.co.jp

 

そういうことを考えながら、NHKの2014年度サッカー放送のテーマ音楽として起用されたNIPPONを聴くと、改めて圧倒される。


椎名林檎 - NIPPON

リオ五輪の閉会式だって、当時見たときは「こんな感動を齎すことのできる人間が日本にいるのか」と、衝撃を受けた。
日本はどういう国で、日本人がどんなことを考えていて、どういうところが素晴らしいのか。考えては彼女なりの方法で咀嚼されており、私は多くの彼女の作品の先に「大勢の誰かを幸せに、元気にさせたい」という熱量を感じるようになる。「人生は夢だらけ」は、クリエイターとしての椎名林檎の想いを知るような歌詞だ。

「人を元気にするもの」が誰しもにとって同じでは決してないけれど、たくさんの人に支持されるものは、当然ながら良いものが多いに決まってるのだ。スターウォーズも、SMAPも、ダウンタウンも。

そういう想いで、私は今年、自然とサブカルチャーから少し離れていた。
だって私は、昨年一度壊れ切ってから、どうしても、どうしても、元気になりたかったのだ。

サブカル批判をしたいのではない。なんとなく、ずっとメインカルチャーを遠ざけていたから、恥ずかしながら、みんなが知っている面白いものを知らずにいたと思う。「変わりたい」「元気になりたい」そういう欲求のおかげで、今年面白いものにたくさん巡り合えた。

だから、自分が今年とても大切にしてきた「みんなに愛されるものは、きっといいもののはず」という気持ちと、それらによって健康で楽しい日々を送る自分を想うと…椎名林檎の前述のような活躍は、私にとって、とても胸を打つものがある。

 

■好きなことをして、自分と向き合った2017年

先に述べたとおり、今年はいろんなことを楽しめた。
野球観戦も、登山も、ボードゲームも、野外フェスも、アウトドアも、多国籍料理も、ブログも、お笑いも、テレビドラマも、数えきれないくらい、たくさん!!去年できなくなったいろんなことを取り戻すつもりで、全部楽しんだ。

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私は「この一年間」とか「昨年」という言葉をよく使うが、何度もブログに書いているように、心と体のバランスを完全に崩し、何もできなくなった昨年秋からの一年のことを指している。本気で息の仕方がわからなくなって、外に出るのが怖かった。よく漫画で「あのとき俺は一回死んでるから…」なんて使い古したクサーいセリフがあるけれど、自分にそういうタイミングがあるとすれば、このときだろうと思う。それから自分の変化を、一年間ずーっと見てきて、人生で今の自分が一番好きだと言える。まあ、私はいつだって今が最高なんだけど、そうも言えない時期もあったのだ。

「元気になるには、今の自分のままじゃだめだ」と、一度バラバラになったパズルのピースを、全く新しい別の額縁にはめ直していくつもりで、ゆっくり自分の再構築を目指した一年に、心の奥底から意味があった。正しい形で、他人よりも、自分のことを最優先できるようになってきたからだ。

その一年を支えてくれたカープに感謝するつもりで書いた記事は、たくさんの人に読んでもらえた。twitterでは知らない人から突然コメントがくることもあった。「泣けた」とか「自分も父親と野球観に行こうかな」なんていう言葉をいただくと、自伝的な内容だったから、より不思議な気持ちになった。

 

mkkm1229.hatenablog.com

 

日記ではなく、「誰かに読んでもらうことを大前提にした記事」に反響があるのは嬉しい。ブログを始めて、こういう文章を書く人なんだと名刺代わりになったこともよかった。この記事のおかげで、2016年暮れの「自分なりのアウトプットがしたい」という想いをちゃんと達成できたのだった。

そういえば、この記事を書いた日は、石井ゆかり曰く「みずがめ座が最強に運の良い1日とされる10/10」だったのに、なーーんにも起こらなかった。「だったら10/10を自分で動かしてみよう」と思って、4か月近くしたためた文章を投稿したのだった。

結果、たくさんのレスポンスをいただいて、充実した一日になったことも、忘れられないのだ。自分には、他愛ない一日を動かす力も、人の心を動かす力も、ちゃんとあるんだと思った。


■背中を押してくれたJUDY AND MARY

解散から15年、今更ながらむっちゃくちゃハマってしまった。
ジュディマリが解散したのは私が小学生の頃で、世代からは外れていて、有名な曲しか知らなかったのだけど。TAKUYAの実家が経営するカフェにわざわざ出向いたり、当時のDVDを見たり、ファンブックを借りたり、完全にバンドとしてハマっていた。かっこよすぎる演奏、メンバー、すべてが愛おしい!古いファンサイトにも足跡をつけまくっていた。

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YUKIは風のようだ」と何度思っただろう。
YUKIの歌詞は「誰に咎められようと関係ない、自分らしく生きていく」そんな性格が出ていて、曲を聴くたびハッとした。何にもとらわれず、人よりも数歩先を颯爽と歩くYUKIみたいになりたくて、私はこの一年、ジュディマリを聴きながらずっと、ずっとYUKIを追いかけていた。YUKIに会いたかったから、フジロックにも行った。おしゃれで可愛いYUKIのファンの女の子に囲まれながら、泥だらけで汗まみれの私は、声にならない声で泣いていた。YUKIはとても可愛かった。

ジュディマリを聴きながら歩くと、実際の歩幅よりも大きく、速く歩ける気がした。


JUDY & MARY WARP TOUR FINAL ~part 10~ ラッキープール

 逆に、後ろ向きな曲を聴くと「YUKIでもそんなこと思うんだ」と元気が出た。
「あなたは生きている」なんか、まさにそうだ。


『あなたは生きている』:JUDY AND MARY 1996/ LIVE

サビの「ぐるぐるに廻る頭の隅で飛べない鳥は祈りを忘れず」のところなんて、今までの私のYUKIに対する頭が悪そうな(失礼)イメージを吹っ飛ばすような文学的な歌詞で、そういう抜群のライティングのセンスにもドキドキした。

以前、ブログのタイトルにもして、何度も聴いては背中を押してくれた「風に吹かれて」には、本当に救われた。この曲に出会ってから、私は自分の足元を見て歩くことができるようになった。


Judy And Mary 風に吹かれて Warp Tour Final Live

もし生まれ変わって 違う私でも
永遠に銀河の風に吹かれて…

こんな自分じゃなきゃよかったのにと、失ったものを眺めては何度も責めていたけれど、迷っても転んでも、果ては生まれ変わっても、このままの自分でいいんだと、この歌を聴いてやっと思うことができた。

夢中になりたいから 人を好きになるから
忘れてゆくもの 捨ててゆくもの 私が信じたもの

YUKIは、私があのとき置いていったたくさんの人やものも、「私が信じたもの」と言ってくれた。捨てていくものはどれもこれも、いらないものな訳じゃないと、むしろとびきり大切なものばかりだったことを、ちゃんと認めさせてくれたのだった。ずっと、いろんな人間関係を「私には必要なかったものだから」と無理やり思わなければいけないような気がしていた。全然、そんなことなかったのだ、ただのひとつも。

今年大ハマりしたドラマ「カルテット」のすずめちゃんの言葉もそう。

行った旅行も思い出になるけど、
行かなかった旅行も思い出になるじゃないですか

私はこの言葉のおかげで、人からのお誘いを断れるようになった。

女の子付き合いの中で、「大切にする」というのはどうしても食事への参加率とかそういうのが影響してくる。でも元々私は女子の団体行動が得意ではなく、苦しいことが多かった。「でも嫌いなわけじゃないし一人一人のことは好きだから」と相当気を奮わせてグループに参加していたのだが、この言葉を聞いてから、そういうのをやめた。

なんだか「行かなくても思い出になるのなら、行くのも行かないのも一緒じゃん」と思えてきたから。行かないからって、大切じゃない訳でもない。

そういえば、このことを考えるとき、思い出すことがある。
ボロフェスタという音楽フェスのスタッフをやっていたのだけれど、私は機材担当を任されて、「今からフェスで使う機材を扱うのはハードルが高すぎる」と不安になっていたら、主催者の一人に「バンドやったことある人は、アンプをある程度雑に扱えるやろ?触ったことのない人にはそれができない。だから君はそれで充分」と言われた。確かにその通りだなと思った。

友達や恋人付き合いもそうなんじゃないかと今は思う。言い方は悪いけれど、今の例えに便乗するなら、友達だからこそ、ある程度雑に扱っても許してもらえるんだろうな、と。なのに、私はどんな関係でも我慢したり、自分を折ることの方が多かった。私が人に自分の気持ちを伝えられなかったのは、私のせいで人を困らせたり傷つけたりするのが嫌だったからだ。今はそうは思わない。

そうやって、どんどん自分がほぐれていった今、特に響くのがこの曲。


JUDY AND MARY - ステキなうた

泣いてばっかりの、痩せて独りぼっちの猫はもういない。
私にとってのステキなうたは、ジュディマリだ。


■2017年に得たものは

もうしんどかったときのことなんかほとんど思い出せないし、いろんなことが以前よりどうでもいい。今の自分が楽なのは、自分への自信を取り戻したおかげで、なんでもかんでも責任を負わなくなったからだ。体を壊して一番思うのは、自分の健康が一番大事だってこと。そのために自分の気持ちを折る必要なんか、一つもないってこと。

そういえば、「頑張った今年の年末に、自分が人に誇れるところを3つ挙げてみたら」と占いに書いていたので、考えてみたら、あっという間に出てきた。

・時間がかかっても、自分で自分なりの答えをみつけることができること
・どんなにしんどいことも、最後は「良かったね」と、いい結論に昇華していけること
・自分の気持ちを言葉にできること

そういう風に自分を誇れる一年だった。


■最後に、忘れたくないこと

どんなに人に「適当に生きな」とアドバイスをもらおうが、それが「自分にとって楽な方法なのだろうか」と考えたときに、楽じゃないものもいっぱいあった。私は適当すぎると、逆に不安になるのだ。だから、アドバイスをもらいながら、一番楽な「ちょうどいい」をみつけられるのは自分しかいないと思う。人の言葉を鵜呑みにしないことを、このとき覚えた。

例えば、私はカープの大瀬良のこの記事を読んで、大瀬良のことがより好きになった。

number.bunshun.jp

大瀬良といえば、今年、阪神の藤浪の死球を受けながらも、藤浪の精神状態を心配してか、笑顔で返したというエピソードがある。この対応には「真剣勝負をする身としてどうなのか」と賛否両論があったが、大瀬良の行動なら納得がいく。大瀬良は、もとより優しい性格で、障がいを持つ弟との心温まるエピソードは有名だ。

だが「そんな優しい大瀬良では勝てない」と厳しい言葉も浴びせられてきた。その中で…私は、この記事を読みながら、「大瀬良は、優しい自分が一番楽なんだろうな」と思う。優しさこそ、大瀬良らしさだ。その中で強さをみつけることは、きっとできる。

私はやっぱり真面目すぎるといろんな人に言われる。
でも、こうやって時間がかかっても、自分で自分なりの答えをみつけることの方が、性に合っている。そうすれば、二度と同じことでは悩まなくなるからだ。自分でみつけた答えには、そういう説得力がある。ある程度楽観的になった分、根本は変わらなくたっていい。そういう自分とのうまい付き合い方が大事なんだと思う。

 

この一年の充電期間が、どうかお守りになりますように。私はどんどん自分が愛せる自分になりたい。可愛くなりたい。中身も外見も魅力的な自分になりたい。ヘアアレンジが大の苦手でずーっとボブヘアに逃げていたけど、最近は髪を伸ばして、ついにコテを買った。毎日、ワックスをつけてゆる巻きを練習している。今の自分は、きっともっと良くなると信じている。

私は、逃げなかったことをちゃんと残しておきたかった。ここまで読んでくれた人がいるかはわからないけれど、年末に、駆け抜けたこの一年を、自分への備忘録として残しておきたかった。

どうか来年は、最高な2017年よりも、さらに素敵な一年になりますように。まだ少し不安だけど、きっと繋がってる。2016年もそうだったから。

2017年11月25日 平賀さち枝 まっしろな気持ちで会いに行くツアー@京都UrBANGUILD

とてもとてもよかった。込み上げてくるたくさんの気持ちがあった。ライブが終わった後、「帰りたくない」そればっかり頭の中に広がって、仕方なく、1人三条のスターバックスでぼーっとしていた。鴨川を挟んだ三条京阪のネオンが私は大好きだ。
京都で遊ぶようになって何年も経って、寝てるとき以外は京都にいるくらいなのに、いまだに山科を経由して三条に降り立つと、三条大橋から鴨川の写真を撮る。どこにアップする訳でもないのに。それくらい、どうしようもなくワクワクしてしまうのだ。観光客で忙しい場所のはずなのに、ゆっくり時間の流れているこの風景が、とてもとても愛おしい。

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さっちゃんのライブはとても久しぶりで、ワンマンは初めてだったかもしれない。一曲目に、河原町がどうとか、東山がどうとかいう、京都の男への失恋の曲をカバーしてて、それがとても良かった。終わった後に物販で曲名を本人に聞いたら、「京都慕情っていうんだよ、youtubeにもあるよ」と教えてもらった。


京都慕情 - 渚ゆう子

 

この日のライブは京都で観れて、アバンギルドで観れて、本当に本当によかった。京都の曲なんて一曲目だけだけど、あまりにたくさんの日常のワンシーンに馴染むさっちゃんの曲は、私の京都のたくさんの思い出に溶けて消えていった。大学も、社会人も、今も、ずっと。

今日のライブを観ながら、さっちゃんに伝えたいことがたくさんあるなあと、何を話そうかなと考えて、たくさんのやりとりをバカみたいに想像していた。そんなとき、彼女が歌っていた目黒川の「叶わぬ夢が いまだ心の中に それでもこんなに輝いて」という歌詞が頭の中に妙に響き、胸がいっぱいになった。大切なことは、大切にしたままでいいことを、そうやって歩いていくのも間違いじゃないと、私は今年たくさんの言葉の中で学んだのだった。

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当たり前の言葉が、さっちゃんの曲に乗ると、とても輝いて聞こえる。それがどれだけかけがえのないもので、愛おしい言葉だったかを、教えてくれるように。使い古した言葉が、丁寧に磨かれるように。

特に、新譜の「あけましておめでとう」を聴くと、そう思う。
私はこの曲が一番好きで、私が平賀さち枝を好きな理由のほとんどが詰まっていると感じる。

あけましておめでとう 今年もまた
大切なあの人の 笑顔が輝くよう

社会人になって最初か2回目の年末、箱根の温泉旅館で年越ししたことがある。

せっかくここまで来たなら特別美味しいものが食べたいという想いで、たまたまみつけたミシュラン一つ星の四千円のうな重を食べに行った。「ホイッスル!」の主人公と同じ名前の最寄り駅だったのを、よく覚えている。

行列を並びながら店内を見ると、みんな笑顔でうな重を食べていた。
正月だったこともあってか、家族連れのメンバーは、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、その子供という組み合わせがとても多かった。老若男女問わず、うな重が「美味しい食べ物」、そして共通の「幸せ」の記号として成り立つやわらかくあたたかい光景に、なんだかとてつもなく胸を打たれてしまった。

うなぎが高価で美味しい食べ物なのは周知の事実だけれど、その「当たり前」がその場の幸せをすべて食い尽くすような光景を、とても美しく感じたのだった。なんでもない光景なはずなのに、胸にグッとくるものがあった。みんなが揃って笑顔になれるものって、この世にたくさんはないと、私は思う。

そのときのことを、この曲を聴くとよく思い出す。
当たり前の言葉や時間が、かけがえのない価値を持って、目の前で光って見えるから。

「あけましておめでとう」という言葉だって、新年を祝う愛おしい言葉だったよな、と、そう思うのだ。

さっちゃんの歌には、そういう力がある。

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さっちゃんは歌詞を何度も忘れていたし、そのたびに演奏をやめては一生懸命絞り出すようにして歌詞を思い出していて、もう何年も前、大森靖子がさっちゃんを「出来上がってる子」と言っていたのは、音楽センスはもちろんだけど、こういう計算の入り込む余地のないドがつく天然具合が醸し出すどうしようもない可愛さなんだろうなと思った。とっても可愛くて、男性客がほとんどを占めているのもよくわかった。

ライブ中、突如始まった質問コーナーがあり、初めてこういう機会に手を挙げた。「いつも可愛い服着てらっしゃいますが、どこで買ってるんですか?」という間の抜けた質問だけど、ずっと気になってたので聞けてよかった。「ユニクロとかGUばっかりだよ!渋谷や原宿にも行くけど」とのことでした。

物販で、関西でも女子会をしてねとお願いして帰った。「さっきは質問してくれてありがと」と言ってくれて嬉しかった。アイドルの握手会みたいに、少ない時間で何を伝えるのか必死で、失礼な態度を取っちゃったかも。でも、いろんなこと聞けたし、特に手を挙げて質問したことなんか「私、もうこんなこともできるようになったんだ!」と、嬉しかった。今までならきっとそんな勇気なかったな。いろんなところで、私の一年の軌跡を感じる。

 

なんだか今でも余韻に浸れるようなそんなライブだった。こんな日に一人酒を飲んで帰れればよかったのにと、思う。
地下鉄は情緒がないとかいう理由で、京都慕情を聴きながら、わざわざバスに乗って帰った。

秋の行楽のきろく

今年は本当に友達に恵まれた一年だなあと思う。 

しょうもない遠慮がなくなったおかげで、誰とでも気楽に会えるようになったし、会いたいと思えば自分で場を作るようになった。例えば、小学校の頃大好きだった担任とうちの母親が、仕事の関係で会うことがあると聞いて、母親を通じて即コンタクトをとって、同級生を呼んでプチ同窓会をしたり。やりたいことがあれば、未経験の遊びでも自分が中心となって人を集めて企画したり、そういうことを簡単にできるようになった。振り返ると、 今までは、気が付かないうちに「自分なんか」なんて考え方が、自分の行動のいろんな部分に障害をきたしていたんだなあと思う。そんな考え方はこの一年でほとんど捨てた。

今年できるようになったことを挙げたら本当にきりがない。もう、私はこういうことが言いたくて仕方がないのだ。だって、自分が今までより良くなったこと、できるようになったこと、嬉しくて誰かに伝えたい。私はどんどん新しい自分になっていくのが、最高に楽しい!!きっと、死ぬまでずっと。

という訳で、最近いろんな友達と行った、秋の行楽のきろく。

有馬温泉

最近、なんと玉の輿に成功したお友達に会員制のホテルに格安で連れて行ってもらい、夜は女三人で有馬温泉駅近くの居酒屋で楽しんだ。 

居酒屋ゆたか

居酒屋ゆたか、もう最高!文句なしの今年ナンバーワン!こんなに具合の良い居酒屋、初めてかも!!という庶民向けの居酒屋。店主が一人で料理を作っているこじんまりとしたお店で、近所のおっちゃんも来ていた。これはタイのあら炊き。美しい〜。

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どれもびっくりするくらい味付けが丁寧で美味しいのに、ありえない程安い。だいたい600円~800円前後かな?もし家の近くにあったら、確実に常連になるだろう。白子の天ぷらとホイル焼きが選べるのもポイント高い。もちろん、大粒のカキフライも!

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しこたま食べて飲んで、一人4600円。「このクオリティ、梅田だったら一人8000円だね~」と言いながら帰った。この店のためだけに有馬に行きたいくらいおいしかった。有馬って高級ホテル多いし、ホテルの懐石食べる人多いと思うけど、この楽しみ方安くて美味しくておすすめです。3回温泉に浸かって、夜中はひたすらデビュー当時の松浦亜弥を絶賛して動画見て、早めに梅田に帰ってきた。友達の家で、初めてクレイジージャーニーを見たけど、めっちゃくちゃ面白い。東京方面でしか見れないそうですが、ツタヤでDVD借りて正月とかにダラダラ友達と観たりしたいなー。

石山寺

紅葉のライトアップ見に行ってきた。 建物だけの良い写真がなかったので、すみません…。
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遊び方も随分変わって、以前はメトロなどのクラブで会っていた友達の内、滋賀のメンバーで遊ぶようになった。「誰か暇な人ー」と言ったらだいたい何人かが集まって、中華食べに行ったり早起きして朝市に行ったり、琵琶湖沿いで美味しいパンを買って出かけたり、地元ならではの遊び方ができて最高、超楽しい。そんな友達の車に乗って、その中でも特に暇なメンバーでGO~

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石山寺は幼少時に行ったきりで記憶がない。久々に行った印象は「高低差があり高いところからも楽しめる新鮮なお寺」だった。植えられている木の背も非常に高く、視界がなかなか夜空にたどり着かない。天井のたかーい部屋にいるような、不思議な感覚。夜に行ったから周りが見えずらく、よりそういった印象を受けた。

さらに、大きなお堂?に続く道に沿った岩が非常に大きく、迫力がある。県外の友達が観光に困っていたら是非連れてきてあげたいような場所でした。

叶匠寿庵も併設されてて、石餅食べた。おいしかったー。コンパクトに観光できておすすめ。

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帰りは浜大津で有名なハワイアンカフェに行ってごはん。おいしかったです。ガーリックシュリンプと、アヒポキ。

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■MIHO MUSEUM

石山寺の翌日、早朝からまたも石山駅へ。バスで信楽の山奥にある「MIHO MUSEUM」へ。宗教団体が運営しており、パンチの効いたデザインでずっと興味があったのだけれど、新潟から遊びに来た友達とやっとこさ行けました。

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このときの展示は「桃源郷はここ」というタイトルだっだのだけれど、あまりにそのコンセプトに合った世界観で驚いた。 こう、メインの建物までいちいち距離や手間のかかるところなんかはよりそういう気持ちにさせてくれる。

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奥に見えるのが美術館。歩いて近づいていくたび、この景色が前述の桃源郷を思わせた。

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チケットを買うエリアから、上記の美術館まではトンネルを抜けて徒歩約10分。不思議なトンネルを抜けて、その先に広がる静かで美しい景色。山奥でこの美しい美術館以外はほぼ何もない。
私は朝一番のバスで行ったので、人が少なく、宗教施設を思わせるような静かで不思議な空気を感じることができた。朝一、本当におすすめ!帰りには人がごった返していて、これほどの雰囲気は全く感じられなかった…。完全に観光地化していたし、こんなに人の少ない写真を撮ることは朝しかできないと思う。

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ほとんど人の見当たらないトンネルからゆっくり静かに真っ白な電気自動車が人を運んでくる異様な様子は、スターウォーズのストームトルーパーが大量生産されてるエピソード(何個目か忘れた)のような、なんだか無機質かつ清浄な、そういう下界とは隔離された不気味な感じがした。
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決してここの信者が乗っているわけではないんだけど、乗ってる人が全員信者に見えてしまった。車のゆっくりとした動きも、すべてが異世界感を放っていたから。この独特の空間に私のテンションはブチアゲ、めっちゃ楽しい…!まあなんてったって、ここの建築、超有名なルーブル美術館のピラミッドを設計したIMペイがやってるらしいですし。宗教団体ってお金持ってるんだね、本当に。

美術館の中身については、私みたいな全然知識のない人間から見て、展示の目玉は伊藤若冲の「象と鯨図屏風」かなあ。

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あと、世界に4個しか現存しないと言われている「曜変天目茶碗」が展示されていて驚いた。正式には世界で3個で、これは内側にしか曜変がないタイプとして4個目に挙げられてるみたいですが。そういや、今日ここに一緒に来た友達に、大学のとき「へうげもの」貸してもらったなーとか考えながら見ていた。

 

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

 

 

普段常設の展示に行くというよりは、企画展みたいのばっかり行ってるレベルの私からしたら、「有名な人が作った目玉作品はほとんど置いていないけど、その時代の古くてきれいな状態の作品がたくさん展示されている」というイメージでした。なので、見ごたえはめっちゃあったし楽しかったけど、普段から美術館に行ったりしない人には少し退屈かもしれない。その場合も、美術館の施設内に入らなければ無料なので、是非建築だけでも楽しんでー。

レストランは超混雑してました。ここしか食べるところないからね。行列もすごかったので、バスの時間(1時間に1本なので)を意識しながら、下山して石山駅で食べるのがおすすめかも。美味しそうだったけど、定食は1800円くらいして高かったし…。

私は我慢して、石山駅近くの洋食屋さん、イマムラキッチンでご飯食べた。えびクリームコロッケ定食、サラダがたっぷりで美味しかったー。スープ、ライス、サラダ付きで800円前後だったかな。 
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https://tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25000227/


石山って何にもないイメージだったけど、最近は駅近に美味しいお店がたくさんできているみたいなので、開拓したい!

ここも行ってみたい。洋食っていいよね。 

グリル ストーブ (GRILL STOVE) - 石山/洋食 [食べログ]


夜はここも美味しそう。 

石山グリル - 石山/バー [食べログ]


石山ってバンドで音楽スタジオ使うためにしかほとんど降りたことなかったけど、会社帰りにふらっと降りてごはん食べて帰るのアリなのかもしれない。

夜はいつもの京都タワー地下へ。

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私ここの何が好きって、大好きなお寿司をちょろっと良いタイミングで食べられることだなー。大起水産のオーロラサーモン、大好き!あとえびサラダ美味しい。 

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その他の紅葉狩りは、近場でハイキングしたり。コンバースで30分ほど山登りして、おにぎり食べて帰った。

昨年までは紅葉は毎年大好きな醍醐寺に見に行っていて、やっぱり京都の名所はさすがだなと、今年行ったところと比べても思うけれど、今年はどこに行ってもなかなか楽しめた。フジロックもそうだったけれど、本来の目的である観光やライブよりも「誰と一緒に観たか」の方が記憶に残っていて、その一つ一つが全部別の友達で、とても嬉しい。

残念ながら、逆流性食道炎になってしばらく体を壊していますが、ようやく回復の兆し!年末までヨガで体絞りながらばんばん飲みにも行きたいところです。まずはあと一週間、めざせ禁酒。

日記(11/8)

ひっそりホットヨガを始めて1か月経った。

楽しくて気持ちよくて仕方がない。転職活動のストレスで、「もういややーー!!!ずっとやりたかったこと、やったるーー!!!うおーーーー!!!」の勢いで体験に行って即契約し、今や週3くらいで通っている。本当に始めてよかった。眠りはとても深くなるし、今まで見た目や体型をすごく気にしていたけれど、少し自信がでて、10年ぶりくらいにスキニーパンツを買った。とても嬉しい。元々脚には自信があったはずなのに、すっかり忘れていた!

とりあえず、前よりも体の線がわかるような服を着るようになった。どんなに思考や内面が変わっても、それが見た目にでることはなかったので、こんなに嬉しく楽しいことはない。最近は服や化粧品をたくさん買っている。伊勢丹大好き!

そしたら、あんなに「次は絶対やりがいが欲しい」とか言っていたのに、「次仕事をするなら、ホットヨガを続けても余裕があるくらいのお給料と定時退社」が優先順位の最上位にきてしまった。激務のベンチャー企業から超ぬるま湯の会社に転職し、そのギャップに2年以上、相当苦しめられていたのに。

こんなに簡単にいろんなことが解決するなんてね。
始めてみてよかったな。
全部今の余裕ある自分だからフックになった訳だけど、どんなことがきっかけになるかなんて、わかんないもんだなと思う。
やっぱり私は、自分が変わっていくことや、何かできるようになることが一番楽しい。社会人になってから、ずっと言い続けている。

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最近、今年一幸せだなあと毎日感じている。
理由は、友達が結婚したことや、そこにがっつり関わることができたこととか、たくさんあるだろうけど、そういう理由を考えるのも野暮だ。ホットヨガして食べて寝てるだけなんだけど、要は決定的な悩み事が少ないからなのかもしれない。

村上かつら短編集」という漫画がある。実は漫画の内容よりあとがきが忘れられない。「特に理由わかんないけど、なんか幸せだなあ」という感じに包まれたときの話があって、「まさにこれだー!!」と思った。

少し酔っ払っているような気分に近い。
早く起きなくちゃいけないのに、諦めて布団でムニャムニャしてるときとか、高級焼肉を食べて満腹なのに、さらに大好きなケーキを目の前に出されて「もういいですう~」と言ってるときのような、なんだか漠然と目の前にあるタスクや価値ある何かを全部無視して欲求のまま生きている気持ちよさが、今の幸福感に繋がっている。だから余計に言語化したくない、ずっとムニャムニャ、靄のかかったような幸せの中にいたい。そんな風にして、私にしては、最近金も使いまくっている。
生理くるのやだなー。きっとこの期間が終わってしまう!!

どうでもいいけど、今のムニャムニャしてる時の自分は、大好きなうるにゃんのこのスタンプのイメージ。うるにゃん超かわいい。

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それでもやっぱり、「なりたかった27歳の私」になっている友達を見ると、悔しいし、悲しい。せめて仕事だけでもなあ、と思うけど、この白昼酔っぱらい期間を年内までは続けていたいなー。とも、思う。

一番最初のブログで「今の自分が好きだったら、過去のすべての選択を肯定できるはず」といった内容を書いた。けれど、今はあんまりそう思わなくなった。その時には「そう考えるしかなかったギリギリの自分」というのがいたけれど、今は余裕たっぷりなので、たくさんの出来事に対して「あのとき、ああしていれば」と、毎日のように考える。

そのときには、どうしてもそれができなかった自分がいるのも頭ではわかっているから、後悔は浮かんでは消えるけれど。

でも、言い方を改めるのなら、「あのときああしていればと思うことが、今の自分ならどれもできるのに」という感じ。本当に、そう思う。

生きるのは難しいな。けど、そういうのも、今の自分を使って向き合ったり巻き取ったりしていきたい。同じことへの対処法も、きっとうまくやれたとしても、「あのとき」と「今」では雲泥の差だ。

 

今日もホットヨガ楽しかった。帰りに京都駅で渋っていたブーツを買って帰った。これは絶対安くなるはずと踏んで1000円引きのときから粘ってたら4000円引きになっていて、ガッツポーズした。