日記(2020.4.17)

昨年、実家を出て今の仕事をみつけるまでの無職期間に、母が口にした「私は、家事に助けられることもあるのよ」という言葉に、「わかる!わかるよ!」と大きく頷いた。

 

まったくその通りだ。在宅勤務が始まった今、その言葉がよみがえる。

 

家事は、家の中での役割を与えてくれる。そのため、どうしても職場内でやらないといけない仕事が多く、そう忙しくはない在宅勤務期間中の安らぎの一つになっている。

 

「洗い物がちょー少ないのにすっごくおいしいおかずができた!」とか、「普段は買わないホッケ焼いたらハイパーうまい。発見」とか、そういうことがめいっぱい私の自尊心を高めてくれる。ほらほら、さっき友人から届いた花束も、古いバケツを洗って、水をかえてあげたらびっくりするくらいシャキッとしたよ~!!なんて、いちいち騒ぎ立てる。

 

あ~…。外に出たい。クソつまんねー。

 

1/19に行われた文学フリマに、京都で活動しているお友達の梶谷いこさんの出店のお手伝いに行かせていただいた。いつか何か自分の書いたものを売りたい、と思いつつも、別に部活でも仕事でもない一人ごとを行動に移すには、相当なエネルギーがいる。こうしたいな、ああしたいなと思うきっかけになればなあ、と思って手伝いを名乗り出たのだけれど、それはもう大きな収穫だった!

 

いこさんの本はオープンとともに、真っ先にブースに来た何人かのお客さんに「今日はこれを買いに名古屋からきました」というような、いつか言われてみたいかっこいい言葉をかけられていた。すごい!

 

しかも、みんな名乗らない!私だったら、「twitterでフォローさせていただいている〇〇です~」とか絶対言うのに!(ああこれって、もしかすると浅ましかったのかな…)

 

来る人来る人、「これを買いに来た」とだけ言ってすぐ去っていく。そういうお客様にもいこさん同様のスタイリッシュさを感じる。なんと振る舞いも服も、みんなおしゃれだな~。

 

こうやってクリエイターが作ったものの売買が成立する瞬間だけでも、最高にフレッシュで刺激的だった。私も小さな紙のZINEでいいから、作ってみたいな。

 

とりあえず、ちゃんと本を読もう、私にはインプットが少なすぎる。そう思い、今年に入ってからどんなに忙しくても月に1冊は読もう、という目標を持つ。もう少し、上手に文章を書けるようになりたい。しばらく結婚式の準備でめちゃくちゃバタバタしていたけれど、一応目標は達成できている。

 

自粛生活の目標は読書だ!と言うと、夫には「小学生の目標みたいだね」と言われ、ちょっとしょげた。でも、圧倒的に足りなかったものなので、今後生活リズムの中にしっかり入り込むくらいにしていきたいな~

 

自粛疲れであつまれどうぶつの森も買いましたので、はよいい感じの島にしたい。あとはネトフリの梨泰院クラスにハマってる。